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GANTZ(ガンツ)
第327話 駕籠の中の純情
巨人語の翻訳
このページでは、『GANTZ』第327話「駕籠の中の純情」に登場した巨人語の翻訳を掲載しています。
- 巨人女性D ( フラ・ララダ )
KNACKER
→ (主にイギリスの)廃馬畜殺業者だそうですが、複数形の「KNACKERS」はイギリス・オーストラリアで「睾丸」のスラングとしても用いられるようです。 やはり間投詞として、また、場面に合うよう、左欄のような和訳にしておきました。
「オフの日」=「休日」
余談ですが、私は不覚にもこのコマで笑ってしまいました。 「泣いてる理由はそっちかい!」と。 しかも、この後に登場する桜井が泣きながら「なんでこんな目に……」とひたすら愚痴をつぶやく姿が先ほどの不運な巨人女性の泣き顔やセリフの内容と重なり、改めて可笑しく感じられました。このような構図になっているのは笑いを誘うための意図的なもののような気がしてならないです(笑)
0309話18P目4コマ目(3)と同一と思われます。
ただし、ここでは「HABITATION」の最初の2文字(「HA」)が画面内に収まり切っていないようです。
本来の角度から上下反転させられています(※「回転」ではなく「反転」すなわち、いわゆる「鏡文字」の状態です。)。
「QUICK」を「QUICR」としていた復号ミスを修正しました。 「K」と「R」の巨人語文字は、角度によっては形が酷似しているため見間違えてしまっていました。
全ての文字を明確に判別できているわけではありませんが、0326話08P目1コマ目(1)(b)とは異なり、少なくとも、目立って分かるほどのアルファベット順の乱れのようなものは無いように見えます。
このコマ自体からは判別がやや難しいですが、05P目7コマ目(4)と見比べてみれば、その輪郭の共通性からして同じ文字列(「QUICK」)であると見て間違いないと思われます。
ちなみに、このコマでも文字列が逆さまになっていますが、これは05P目7コマ目(4)において「文字自体が上下反転」されていたのとは異なります。こちらのコマでは、文字自体は本来の角度でフタの上に記されており、そのフタが開いて逆さまになったことによって文字列も逆さまに見えているだけ、ということになります。
HA.HA.HA
このような場合のピリオドは「・」ではなく促音(小さい「ッ」)として訳すことにしました。過去、『GANTZ』の作中における日本語セリフにも「ハ・ハ・ハ」という表記パターンは無かったハズですので。
THIS
後の描写とセリフからして、ドレッシングを指していると思われます。
- 巨人将校A ( 眼鏡 )
1つ目のセリフは手前右側の椅子に座っている眼鏡を掛けた巨人将校ではなく、奥に立っているほうが発したとも取れますが、一応このように解釈しておきました。
- 巨人将校 ( 不特定 )
1つ目のセリフの主は不特定としておきましたが、これも巨人将校Cだと捉えても、一応矛盾はしません。
- 巨人将校A ( 眼鏡 )
TRIFFID (トリフィド)
→ 元ネタのSF小説があるようです。それによれば食人植物だそうです。
Wikipediaで『トリフィド時代』をご参照のこと。
YUM-YUM
「-」(ハイフン)が登場するのは、これが3ケース目です。
過去の2つのケースから、行分割の有無にかかわらず元々ハイフンが付く場合のハイフネーションには「,」(コンマ)用の巨人語文字が転用されるものと思っていましたが、ここでは「.」(ピリオド)用の巨人語文字が使われていたことに今日、見直していて気付きました。
今後も「-」(ハイフン)が登場するかは分かりませんが、もう何ケースか様子を見てハッキリとした法則を掴むことができたら、解読表の早見表部分を改訂したいと思います。
なお、ハイフネーションに関しては、0312話07P目1コマ目及び0326話14P目2コマ目も参考にされてください。